メールの送受信をした際、届いたメールの一部が文字化けしていたり、
圧縮ファイルを解凍したら読めない文字の羅列なってしまったりしていたことはありませんか?
友達同士や社内であればあまり気にせず使っていることもありますが、
お取引先への連絡や、失礼があってはいけない人に文字化けした内容を送らないように、
送信する側からある程度の対策をとることが可能です。
文字化けの原因は1つだけではなく、いくつかの原因が考えられます。
その中でもよくある原因の一つに 機種依存文字 があります。
その名の通り、機種に依存した文字・記号なので、別機種のパソコンで正しく表示することが困難という現象です。
WindowsとMacがこの関係にあたります。
Windowsで丸に囲まれた数字(記号)、まるいち、まるに、まるさん………と入力して送信すると
Macで受け取った場合はローマ数字 I、II、III となって相手に届きます。
どちらも数字なので、意味合い的には同じになりますが、例えばお互いに自分のパソコンを見ながら
電話で打ち合わせをしていた場合「丸2の件に関して…」と言うと、それが通じなかったりします。
数字の他にも(株)や(有)、単位なども機種依存文字に該当します。
社名の前にこれらの文字を入力する場合、機種依存文字にならないよう、
括弧と漢字で表記するように気を付けてください。
機種依存文字については、どの文字が文字化けするかをリストアップしているサイトもあるので
相手に失礼がないように、そしてパソコンの知識がない人と思われないためにも
是非検索で調べて、確認してみてください。