ホームページと家づくりは似てる!?

ホームページの制作とは、どんな感じなのか。

全くホームページの知識がない人、ホームページを作ろうとしている人、制作の仕事に携わろうと勉強する人に聞かれた場合、よりわかりやすく説明する為、「家を建てる」のを例に挙げて説明することがあります。
家の購入は高額なるため、かなり慎重に検討すると思います。ところがホームページに関して…作る手順は家と同じような作り方をするのですが、検討があまりされないまま依頼される方も少なくありません。家のように一生に1回の買い物では無いかもしれませんが、ホームページは家よりも他者に見てもらうもの。より完成度の高いサイトを作るためには、家を建てる時と同じように、しっかりと検討することが重要です。

ということで、今回は手抜きをするとどんなことになるのか!
家の購入に例えながら、簡単に紹介しようと思います。

 

◆土地の購入/サーバの選択
ホームページを公開するために、自社サーバーで作るのか、レンタルサーバーの場合はどこの会社のどのプランが適しているのかを調べます。家を建てようと思った場合、近くにどんな施設があるのか、住み心地はいいのか、購入しようとしている場所について事前に調べたりする人が多いと思います。これと同じように、ホームページも公開する場所によって特色があり、データ量の制限、サーバーの仕様、サポートの有無など、どんなホームページを作るのか(どんな家を建てるのか)によって、適している場所があります。どんな家を建てる予定か、決まっていなくても土地は購入できますが、購入した土地ではやりたいことができない、家を建ててから住みにくかった…ということを防げます。

◆設計・デザイン
「土地を購入・サーバー」の確保ができたら、そこに建てる「家・ホームページ」の設計をします。上記で書いたように、確保した場所によって、土地の広さや景観についての制限など、全く自由に設計・デザインができるわではありません。できることの範囲内で設計・デザインをしていきます。部屋はいくつ必要なのか、駐車場のスペースは何台分なのか、キッチンの場所はここで大丈夫なのか?など。また2階建ての場合、2階にトイレは必要か?ホームページも家づくりと同じで、どれくらいのページが必要なのか、このページのメニューボタンはどこに配置するべきなのかを考えます。設計をする際、これを適当に考えてしまうと、見てほしいページのボタンが見つかりにくかったり(陽の入らない部屋を作ってしまうような感じ)、家具を入れたら思っていた以上に狭い部屋になってしまったなど、住みにくい家、見にくいサイトになってしまいます。
希望、要望をデザインに反映させてみて、施工が難しい場所、修正が必要そうな場所、あった方が良いものなどをお客様にお伝えし、デザインを決定させます。

◆建設工事・コーディング
設計図を元に、家を建てる作業に入っていきます。私はコーディングの仕事を中心にさせてもらうことが多いので、少し細かく内容を説明します。コーディングは設計図を元に何も考えずコードを記述していくこともありますが、将来的にこれが必要になるかも…、昔はこのやり方だったけど現在はこちらの素材の方が有効的…など、見た目のデザインではない部分も検討しながら作っていきます。家で例える、断熱材や土台など目に見えない部分の内容です。今までの打ち合わせ内容を確認し、現状できること、今後ありえそうなこと、やっておいた方がいいことを考えた上で制作をしていきます。ただ作るだけの場合、増改築が難しくなったり、耐久面(サイトの寿命)としても長いとは言えません
この作業まで入ってしまうと、デザインの変更やページの追加が難しくなってきます。

◆電気、ガス、水道工事・プログラミング
生活するのに必要な業者に入ってもらい、使えるようにしてもらう作業です。ホームページでいうと、お問い合わせフォームやブログ機能だったりします。工事を行っていないと、絵的には完成しているように見えますが、ボタンを押しても動作しないという状況です。1つ前の段階で、変更できない部分が多くなってきますが、プログラムも同じで、お問い合わせフォームに必要な内容など、しっかり決定しておかないとその後の変更・工事は別途費用がかかってしまったり、納期が遅れる原因にもなります。

◆届け出・SEO登録
完成したら住所や名義など、役所に届ける内容がいくつかあると思います。それと同じようにホームページもサイトを作って公開しましたという報告を、検索サイトにします。

 

手順としては、このような形でホームページも制作公開をしています。
完成後、作ったサイトの写真を差し替える、文章の変更などは、畳や障子の貼り換え作業のようなものなので、あまり時間をかけずに対応できるように設計・建築をしてあるのですが、2階にも浴室を追加してほしい………ともなると当初の設計には無い部分なので、かなり無理のあるリフォームになってしまうこともあります。

せっかくお金をかけて作るホームページ。よくわからない、面倒とは思わずに、検討・ご相談いただいて、少しでも多くの人に利用しやすと思ってもらえるサイトにしていただきたいです!