以前、弊社鈴木のブログ内にて、セブンイレブンのおでんの宣伝をしている横断幕の話題が出ていたのを覚えていらっしゃいますでしょうか?
見かけた横断幕は細長い横長で、文字であらわすと
ありがとう \おでん/
斜線の部分は緩くカーブをしているデザインです。白地に赤で描いてありました。
おでんを器に盛っているようなデザインなのですが、
お皿の底部分は見切れていて「おでん」のサイドにだけカーブを描いた線がある状態です。
お皿に盛っているイメージなのかな?
いや、あれは顔文字ヾ(o´∀`o)ノ♪←のように、おでん万歳!みたいな手なんじゃないか?
そもそも何か伝わらない段階で、デザインとして駄目なんじゃない?
などと、健康診断に行く道中に盛り上がっていました。
この時、まだおでんは始まっていなくて、全貌がわかっていなかったのですが…
先日セブンイレブン店内で見かけたのは、人の顔、口の部分としてカーブが使われていました!
ニッコリとした口元です!
口だったのか!!!
と思い、店内をいろいろ見渡せば、ポスターにはおでんのお皿として、手書きのポップには日本の国旗のような形で赤丸と曲線が描かれていました。
一瞬見た時には「何を表しているんだろう?」というデザインは、様々な形で使えるデザインだったのです。
デザインを考える時に、わかりやすくデザインすることも重要です。
けれど今回のように、一つの形がいろいろな意味を持って使えるデザインというのも、様々な展開がしやすく、遊び心を感じます。また、あえて漠然とさせることで「なんだこれ?」と見てしまい、印象に残ります。もちろん上手くデザインをしなければ、ただ意図の伝わらない駄目なデザインになってしまうのですが(汗)
「なるほど!」な素敵なデザインを見つけた時、ちょっと嬉しくなります!