Adobe CCとCS

IllustratorやPhotoshopをこれから習ってみたいと言うお問い合わせの中に、「会社にソフトが少し前のソフト(旧バージョン)がインストールされているんだけど、それでも使えますか?」という質問をもらうことがあります。
illustratorやPhotoshop等のソフトは現在CCというバージョン。以前まではCSというシリーズでした。

パソコンを使ってお仕事をする立場としては「最新版であるべきです」というのが正解かもしれませんが、個人的には「どちらでも大丈夫」とお答えしてます。

・・・というのも、ずっとillustratorを使っている人であれば「こういう機能はないの?」「もっと簡単にできてほしい」という要望があるかもしれません。ですが「これから始める」「こういうのを作ってみたい」というレベルであれば、CSのシリーズでも充分作れてしまうからです。

例えばMicrosoftのWordやExcelも、最新版は2016ですが2013/2010でも基本的な内容については揃っていると思います。自分がやりたいと思ったことが、新しいバージョンにしかないのであれば、最新版を購入する選択しかありませんが、基本的なものについてはあまり変わりがありません。(そもそも基本的なことが頻繁に変わると、使いにくくて困っちゃいます)

すでに旧バージョンのソフトを持っている方に関しては、最新版のCCではなく現在持っているCSでまずは慣れてもらい、もっといろんなことをやりたい!最先端の内容を駆使して作品作りたい!となった時にCCをおすすめしています。

また、CCは2013年~随時最新のものをダウンロードさせる形で販売。それまではソフトを購入するという形式でした。CSの頃はソフト購入の金額が、個人の趣味では買うのに躊躇するレベルの高額でして…。例えばCS6のillustratorの価格をネット検索をすると58,800円。「これから始めてみようかな」「やっぱり使いこなせないからやめよう」なんて、気軽に取り組めないお値段設定となっていました。買ったからには元とるぞ!という具合です。

ところがCCのシリーズになり、現在ソフトは月額方式を採用しています。
なので気軽に始めて、しばらく使わない時期には契約をせず、またやり始めたい時から支払い再開して、常に最新版を使うことができるようになりました。また、デザイン会社ではなくとも、ソフトを導入するハードルが低くなったと思います。
今までデザイン会社にお願いしていた、チラシや広告のデザインも、社内でデザイン感覚がある人にお願いして作ってもらう…という企業も出てきているようです。

  • まったくソフトを持っていない人はCCを、
  • CSをすでに持っている人はCSで勉強、
  • 更に最新のことをやりたい、本職でやりたい人はCS→CC

をおすすめします。

これは以前ネットのコラムで見た記事だったと思うのですが…。

CS→CCに変更となった経緯について、CSまでは2年に1回くらいのペースで最新版のソフトがリリースされていました。ソフトを開発する側の立場からすると、ユーザーに最新版を購入してもらう為には2年に1回「これは最新版にのりかえなきゃ!」というような追加機能をつける必要があります。最新版の機能に魅力がなければ、高額のソフトなので何年もそれを使い続けちゃうというわけです。
一番最初のリリースからCCになるまでに約25年前。そこから徐々に機能は増やしたものの、25年も経過すれば魅力的になるような追加機能を出すのも大変なのでは?そこで、月額制に切り替え、利用者さんが購入しやすくした上で、ユーザーを増やすという方向になったとも考えられる…という内容でした。

この考え方だけではないとは思いますが、確かに趣味でやりたいという人にもおすすめしやすくなりましたし、CCになってからは絶対に覚えなきゃダメ!というような新機能は少ないです。

まずは「気になる」「やってみようかな」な方等、どんどん増えてほしいです♪

余談ではありますが…現在はCC、その前がCS。私はその前のシリーズ5.5から利用しています。5.5って何年前?と疑問に思い調べてみたのですが「1994年」・・・23年前(´・ω・`)