メルシー

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こんにちは。落合です。
今回のブログでは個人向けドローンについてお話していきたいと思います。

現在ドローンは多くの事業で採用され、その進化や普及はとどまることを知りません。
最近では企業だけでなく個人でドローンを持っている方も大変多く、Amazonや楽天などのショッピングサイトでも取り扱っているため、家電感覚で購入できます。

ドローン開発の大手企業といえばフランスのParrot、アメリカの3D Robotics、中国のDJIの三社。

今回はその大手のひとつである中国のDJIのドローン「phantom 4」というドローンの安全面についてご紹介したいと思います。phantom4

phantom4の機能

phantom4には障害物検知で自動的に障害物をよけてくれる機能や、機体エラーやバッテリー不足、コントローラーとの通信不能状態など飛行中落下の危険性がある場合、自動的に離陸したポイントに戻る機能が搭載されています。これは異常時だけでなく、ボタンひとつで離陸ポイント、または登録したポイントに自動で戻ってくれるリターントゥーホームという機能です。(GPS信号を利用する機能なのでGPS信号が安定している必要があります。)
さらにスマートフォンの画面をタッチすることで、その方向に自動飛行してくれる機能や、ターゲットを設定すると障害物を避けながら自動追跡してくれる機能もある為、操縦に不慣れな初心者にとっても大変心強い機体です。(ですが何があるかはわかりませんのできちんと操縦できるまで無理な飛行は避けましょう!)

 

優秀な機械ではありますが、それはきちんと設定や状態など管理がされていることが大前提です。また、phantom4が自動で飛行するためにはGPSが必要不可欠です。GPS信号の不安定な場所ではマニュアル操作になりますので、ホバリングも当然手動、その為風に流されたりと危険が伴います。
現在、飛行禁止区域や空港の近くではphantom4自体のモータが駆動せず飛ぶことはできません。

DJI飛行制限

こちらの表のようにGPSを利用した制限がかけられています。これはDJI製品すべてに共通する制限です。
GPS信号を利用しないで飛行するモードにすればこちらの制限は関係ありませんが、上記で書いたようにとても危険です。また、モーターを駆動した状態や、飛行中に飛行禁止区域に侵入しようとしたらどうなるのか?と質問され調べたところ、見えない壁が出来たみたいにそれ以上進めなくなるそうです。
ドローンに対する法律も作られましたが、2018年にはドローンの自動飛行規制が予定されています。これにより許可を得てない機体は飛行禁止区域や制限エリアでは飛行、高度が制限され、許可を得た機体のみが飛行することができるようになります。
現在ドローンをお持ちの方は「ドローンって結局どこで飛ばせるの?」と疑問に思っている方も多いと思います。ですが飛ばせないエリアで飛行ができなくなるのならそれは大変わかりやすいですよね。(DJI製品については先ほどの表にあったように現在すでに制限があります。飛行禁止区域についてはアプリのNo-fly zoneから確認できます。)

以前話題にもなりました、ホワイトハウスにドローンが落ちた事件。実はこれもDFIの製品、「phantom 2」です。
落下だなんでドローンは危険だわ!と思う方もいるかもしれませんが、この事件では操縦者が酔っ払っていたようです(*_*;
他にも首相官邸にドローンが落下するなど様々な問題も発生しましたが、DJI社の対応で今は皇居や総理官邸1キロ以内での離陸、飛行はできません。
このようにすぐにDJI社のほうで対応が行われます。

機体の性能だけではなく、開発会社の迅速な安全対策においても個人的にphantomはおすすめです。
(新規追加飛行禁止区域についてはアプリ更新と共に変更されます。安全な飛行を楽しむためにもアプリや機体のアップデートはしっかり確認しましょう。)

phantomはスマホやタブレットと接続しそれをモニターとして使用します。設定もスマホやタブレットアプリ内で行い、機体やコントローラーのアップデートも、スマホもしくはタブレットに接続した際に行われます。現在自分はモニターとしてiPhoneを使用していましたが、機種変更の際に欲張って画面の大きいiPhoneplusにかえました!(笑)

iPadなど大きな画面でも撮影してみたいですが個人的には普通にiPhoneでも十分だと感じました。

今回は安全面についてお話していきましたが、次回はphantom4のカメラについてお話していきたいと思います!