Google”モバイルファーストインデックス”はいずこへ?


2016年11月5日、グーグルからリリースされた『モバイルファーストインデックスに向けて』の記事は我々ホームページ制作会社はもちろんですが、ネット集客に関心がある人の多くが『ついに来たか!』と思ったはず。

それから約半年・・・いまだに正式導入にはいたっていません。
最近のニュース記事でもまだ数ヶ月かかると言われていたり、正式に実装されるのは2018年以降になりそう、、、と言われています。

なぜ実装が遅れているのでしょうか?個人的に考えて見ることにします。

モバイルファーストインデックスとはなにか?改めて触れておきます

※グーグルは世界中にあるホームページを読み取り(インデックスし)、各ページの内容を評価している。
※評価した内容をもとに、ユーザーが検索した際に適切なウェブページを順位づけをした上で提供している。
※ところで最近はユーザーはPCだけでなくスマホなど、モバイルデバイスで検索している。むしろモバイル中心と言っても良いくらい。
※その一方、既存のホームページはPCユーザーに向けたものも多く、モバイルユーザーからは見にくいものもあるのが実態。
※だったら、ユーザーの多い(ニーズの多い)モバイル向けに最適化されたホームページを検索上位した方が良いのでは?
※さらに今はPC向けの視点でページを見ている(インデックスしている)が、むしろスマホ向けの視点でページを見るようにしようか?

ざっくり言うとこんな感じ、

つまり、ひとことで言えば
『世の中のホームページオーナーさん、(検索ニーズの多い)モバイル向けのホームページ充実させてよ!!』
天下のグーグルさまは、こんなメッセージを発していると思ってもらえればオーケーです。

モバイルファーストインデックスはグーグルさまでも簡単ではないのか?

確かにインターネットを利用するのは今やスマホが中心になっています。
だったらサクッとやっちゃえば?と思ってしまうわけですが、グーグルでも今回の変更は非常に難しいのでしょう。
なにせインターネット上でホームページと言うものが普及し始めてから約20年あまり、その間ずっとPC向けのホームページしかなかったわけです。
今までのPCユーザーにも引き続き良い検索結果を提供しつつ、今後も増え続けるモバイルユーザーにもより良い情報を提供するのは言うほど簡単ではなさそうです。

理由はいくつも考えられますが、例えば検索フレーズには『PCユーザーからのニーズが高いもの』『モバイルユーザーからのニーズが高いもの』があるからです。
具体的な例をあげて見ましょう。
我々はホームページ制作会社ですが、ターゲットとなるユーザーは企業の経営者やオーナー、広報担当者などです。つまりBtoB、ビジネスユーザー向けです。
BtoBビジネスがメインである我々のホームページに訪れるユーザーを分析すると、
『PC:モバイル=6:4』とPCユーザーの方が多いです。(数年前と比べ、モバイルが多くなったなーとも思いますが)
検索フレーズで置き換えると、我々のホームページ来訪に繋がる検索フレーズ『ホームページ制作会社』『ウェブ制作会社』などはPC向け検索フレーズと言えそうです。

一方、美容サロンや飲食店であったとしたらどうでしょう?
言うまでもなく、ホームページに訪れるユーザーの多くはスマホユーザーです。
うちのお客さんのアクセス解析を見るとだいたい7〜8割がモバイルユーザーになっていることからも違いが伺えます。
つまり個人ユーザー向けの検索フレーズ、例えば『浜松市 居酒屋』『磐田市 イタリアン』『袋井市 ネイルサロン』『浜松市 美容サロン』などはモバイル向け検索フレーズと言えます。

グーグルは全ての検索ユーザーに最適な情報を提供することを望んでいます。
なので、全てをモバイルファーストに置きかえるのでは充分ではないと考えたとしても不思議ではありません。
ですがそれをどうやって切り分けるのか?PC・モバイル同じくらいニーズがある検索フレーズの場合はどうするのか?そんなことを考えただけでも頭が混乱してきます(^^;)

とはいえ、いずれにしてもモバイルユーザーのニーズが今後も高まっていくことに代わりはないでしょう。
ネット集客を今後も増やしていこうと思うなら、モバイル対応を進めていく必要があることに違いはありません。