メルシー

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7月5日〜7日まで東京ビッグサイトで行われた『販促ワールド 夏 2017』に行って来た時の様子をレポートしたいと思います。

この手の展示会はよく招待状をいただくものの、なかなか行こうと思い立つには至らないのですが、やはり静岡という地方都市においてはイベントなりセミナーなりに足を運ぶ様にしないと情報格差は開いていくばかり・・・。と言うことで今回は最終日の7日に弊社スタッフのさくらさんと共に行ってきました。

すっかり遠足気分のさくらさん

ところで『販促ワールド』と言うイベントですが、正確に言うと4つのイベントが同時に行われていたことになります。具体的には

が行われていました。従って我々が行なっているデジタルマーケティングもそうだし、紙媒体やサイネージ(看板のことです)、店舗設計などなど、各種媒体における販促トレンドを包括的に紹介している感じです。

販促/店舗販促/営業支援/
広告宣伝の4つのイベントで構成されている

なぜか自分にばかり説明員がゾロゾロ群がってくる!!

この名札をぶら下げてると営業マンが寄ってくる~
と言うワケで、受付カウンターで登録をすませてさっそく中へ。するとあちこちのブース前で立っている説明員が次々と襲いかかって(声をかけて)くる!チラッと目が会おうものならここぞとばかりに怒涛の売り込みが・・・が、よく見ると隣のさくらさんには対して声がかかっている様子もなく。。。
彼らが群がってきた理由は、私が首から下げていた”名札”にありました。受付の際、職種ごとに受付ブースが分けられていたのですが、端くれながらもメルシーの社長である私は普通に経営者ブースで受付をしました。で、手渡された名札には大きく『経営者』と書かれていたのです。つまり彼らは『経営者の名札をぶら下げたオッさん』を目掛けて来たと言うワケ。。。なんだかカモがネギを背負って歩いているみたいな気分になってしまいました(笑)
そんな私を見て、さくらさんが一言『いいなー私も社長になりた〜い』だそうです・・・。そーか、成長して早いとこメルシーの社長になってくれよ!

サイネージがヤバい!

今回、個人的に一番スゴイと思ったのがサイネージ、看板の技術がスゴイことになっていたこと。特に面白いと思ったのを2つ紹介すると・・・

SNSのタイムラインがリアルタイムで表示される店頭用LEDサイネージ

SNSが店頭看板に表示されれば通りかかったお客にリアルタイムに訴求できるメッセージを打ったり、来店したお客さんの声が同様にリアルタイムに表示されたりできるので、使い方によってはとても面白い活用ができるような気がしました。ネガティブな投稿があった場合はどうすんだ?とか考えなくてはいけない事もありそうですが、運用方法で対処できればメリットは大きいように思いました。

完全にスターウォーズの世界!3Dで立体的に映し出されるサイネージ

写真ではわかりにくいが、全て壁から浮き出している看板!

遂にここまで来たか!と最も驚かされたのがコレ。写真では平面的になってしまってますが、壁から完全に浮き出て表示されています(ように見える?)。もちろん、VRの様な専用メガネを掛ける必要もありません。さらに店内マップの様なサイネージでは、浮き出て表示されている案内盤のボタンを押す(実際はナニもない)と反応して表示画面が切り替わると言った機能もあったりしていました。
恐らくここ数年のうちに急速に普及して街に出回るんだろうな〜と思うと、どんな活用方法が出てくるのか?非常に興味が湧くところです。

デジタルマーケティング系のブースはSFAが中心に

今回我々が東京までやって来た一番の目的はやはり、デジタルマーケティングに関するトレンドはどうなってるか?と言う点でした。が!結論から言うと、その点では少々期待外れというか、個人的に驚かされたものはありませんでした。とは言え、技術的な進歩が停滞しているのではなく、むしろ高度になり過ぎてこう言ったイベント形式の展示会では魅力を伝えにくくなって来ているのかな〜と言う印象を受けました。
インターネット広告に関して出品している企業ブースの数はあまり多くないし、実際にあまり人が集まっている感じもないし(私はそれなりに楽しみましたが)一目で『おお〜っ!』ってなりにくいんだろうな、と思いました。

で、代わりに多くの企業が出品していたのがSFA関連です。
SFAとは何ぞや?と言うと、Sales Force Automation の略で、ひとことで言うと『営業の自動化ツール』でしょうか。SFAは営業を行う上で最も重要な顧客管理(CRMとも言われます)をベースにし、その顧客リストに対して行なった施策の結果をリアルタイムで出力したり進捗を見ながら新たな施策を考えたりする際に便利に使えるツールです。
(とても多くの機能があり過ぎてひとことで表わしにくい!)

代表的なSFAをいくつかあげると

  1. Sales Force(セールスフォース)
  2. KINTONE(キントーン)
  3. Sansan(サンサン)

などがあります。これらはいずれもクラウドサービスで月額いくらのコストを支払って利用できるサービスです

このSFAですが、現状では我々のような小規模企業ではなかなか活用するのは簡単ではないな・・・と感じています。
その理由は、まずコストが安くないこと。クラウドサービスなので初期費用はそれほどでもありませんがランニングコストが月額1万円弱〜発生します。年間に置き換えると最低10万弱、継続するのが前提となるのでずっと支払い続けると思うとちょっと気が重いところです。
もう一つは活用する上で自社の販促フローをどうしたいのか?が明確になっていないと導入効果が出ないことです。
実はメルシーの以前から社内の販促管理にSFAを導入したいと思っていて、実際にSales ForceやKINTONEを契約したりお試し版を導入したりしたこともありました。が、結論的には導入効果を見込めるレベルには届かないと判断し、断念した経緯があります。

とはいえ、今の顧客リスト整理や販促の進捗管理はそれぞれブツ切りで行われており、非常に無駄が多いと感じているのも事実。加えて言えば、出入りさせて頂いているメルシーのお客さんでも同様の状態になっているのを数多く目にしています。
その意味では今後大きく成長の余地がある分野とも言えるんでしょう。

そんなことを感じた次第です。

取りとめのないレポートですみません!