もう暗号化なしではいられない?無料でできるホームページSSL化まとめ


私たちホームページ制作会社の人間は当然ですが、自社のホームページ担当者でも是非知って、早急に取り組んでおきたいトレンドのひとつに『ホームページ暗号化(SSL化)』があります。

かつては(と言ってもつい最近まで)年間数万円〜の維持コストがかかることや、取得に関する手続きが少々面倒であることから、大企業やネットショップなど個人情報保護に対する必要性の高いサイト中心であり、我々中小企業のホームページではなかなか普及が進んでいませんでした。

しかし今は情報セキュリティに対する意識の高まりなどから、『SSL化は当たり前。むしろ非SSLサイトは誰にもに見られなくなってしまうかも?』という勢いのトレンドになっています。

この記事では改めてSSL化とはなんぞや?と言うことと、なぜ必須化されたのか?その理由について紹介したいと思います。

SSLってなんだ?

SSLとは?ざっくり言うとインターネット上での通信を暗号化する技術です。
ウェブサイトにおける暗号化について少し説明を加えましょう。ウェブサイトを閲覧する際、ユーザーはPCやスマホなどのデバイスからウェブサイトのデータが保管されているサーバーへアクセスし、そこからデータをダウンロードして閲覧しています。またお買い物やお問い合わせをする時など、必要に応じて住所・氏名・クレジットカード情報などの個人情報を入力し送信することもあります。
このようにウェブサーバーとデバイスの間で行われる通信は、暗号化なしでは第三者から覗いたり、改ざんができてしまいます。
そこで暗号化をすることで、通信間における情報漏えいを防ぐことのできる技術です。

SSLが掛かっているウェブサイトは、アドレスの先頭『http://〜』にセキュア(Secure)を表す『s』がつき、『https://』になっていますので、簡単に見分けることができます。

なぜSSLは必須になった?

SSLは以前からある技術ではありますが、なぜ最近になってこれほどまでに必要性が高まっているのでしょうか?その理由をまとめてみましょう。

情報漏えい事故が多発し、セキュリティ意識が高まっている

あらゆるサービスがインターネットを通じて行われるようになる反面、情報漏えい事故が頻繁に起きるようになりました。そのため、ユーザーの個人情報を守るためには暗号化は欠かせない施策となっています。

グーグルが検索順位の決定要因として取り入れだした

ホームページ担当者としての視点で言うと、これが最もインパクトが大きいのではないでしょうか?
2014年8月7日のGoogleウェブマスター向け公式ブログにて

“HTTPS をランキング シグナルに使用します”

つまり『暗号化されているウェブサイトを検索順位で優遇しますよ』とリリースしたのです。それから既に数年が経過していますが、検索順位における効果(影響)の度合いは?と言うと『多少は効果ありますね!』と言ったところです。
とは言え、今後においては競合他社の多くが暗号化していくでしょう。となると『暗号化することで順位が上がる』と言うよりも『暗号化しないと順位が下がる』と考えるべきでしょう。

加えてグーグルクロームで閲覧するユーザーにおいては、検索順位の上下以外にも、ウェブサイト閲覧時の見え方にも違いを出しています。

上の画像をご覧になると分かります。
 ※暗号化されているウェブサイトを表示した場合『保護された通信』
 ※暗号化されていないウェブサイトでは『!マーク(警告マーク)』が表示されます。

他社の多くが『保護された通信』になるなか、あなたのウェブサイトだけ『保護されていない通信』になってしまったら・・・ユーザーから信頼を得るのが難しくなるかも知れません。

取得〜維持に掛かるコストが大幅に安くなった

ウェブサイトを暗号化するには年間約数万円〜のコストがかかりますが、最近は非常に安くなりました。
どれくらい安くなったか?と言うと・・・ゼロ円(笑)ウェブサーバーとして契約しているホスティングの無料オプションとして使えるサービスが増えてきたのです。
無料オプションとして利用可能サービスを提供している代表的なホスティングサービスは

 ※Xサーバー
 ※Mixhost
 ※さくらインターネット
 ※ロリポップ

と言ったところがオススメできます。

ようするに・・・
『世の中全般にウェブサイトのセキュリティを高める必要性が高まって来てる。どれくらい重要かと言うと、検索順位やお客の信頼性にも影響が出るかも知れないくらい。それに合わせて実質無料で暗号化できるようになってるので、早く対応しないとダメですよ〜』
ざっくり言うと、こんな状況下にあると捉えてもらえればと思います。

では、既にある非SSLのウェブサイトを暗号化(SSL化)するにはどうすれば?と言う点についてですが、こちらの記事で紹介して行きます。