検索エンジンのシェアはどうなった?

ネット集客のキホン中のキホン、それは
『ターゲットユーザーがネット検索した際、あなたのホームページが直ぐに表示される』
要するに『検索エンジン対策』が必要です。

日本における検索エンジンは
『グーグル』『ヤフー』『Bing(ビング)』『その他』
に大別されますが、それらのシェアはどうなっているか?データを通じて傾向を探るとともに、あなたのネット集客は今後どうすべしか?考えていきます。

今回は『StatCounter(http://gs.statcounter.com/)』と言うウェブサイトよりデータを取得してみました。検索エンジンのシェアだけでなく、ブラウザーのシェアやOS、ネット閲覧デバイスに関するものなど色々なデータを見ることができます。
興味があれば参照してみてください。

グラフ1
グラフ1

上のグラフは2014〜2016年の日本における検索エンジンのシェア推移です。
グラフを一見して気づくことは

※『1位 : グーグル』『2位 : ヤフー』2社だけで90%以上のシェアになっている
※2015年第2四半期を境にグーグルは右肩上がり、ヤフーは右肩下りと明暗が分かれている
※『3位 : Bing(ビング)』は2016年第1四半期から少しであるが、微増している

そんなところでしょうか。

Bingのシェアがどうなっているか?ずっと気になっていた

今回なぜこのデータを集めようと思ったかと言うと『Bingのシェアって推移はどうなっているのだろうか?』と思ったからです。
グーグル&ヤフーのツートップがダントツなのは以前からの事です。なのでことさら驚くことはありません。
更に言うとヤフーは2011年よりグーグルの検索技術を利用するようになっています。つまりヤフーの検索結果はグーグルのそれとほぼ同じになっています。

これに対しBingはマイクロソフトが提供している検索サービスで、以前はMSNと言うサービス名でした。グーグル/ヤフーとは別の検索技術ですので検索結果も異なるものになります。

で、シェアの推移が気になった理由?それはウィンドウズ10の標準設定がBingだからです。
どう言うことか?以前からウィンドウズパソコンは標準設定になっていることが多かったのですが、ウィンドウズ10になってから、良いか悪いかは別にしてBingから他の検索エンジンへの設定変更が少々難しくなっています。

我々はパソコンサポート業務も行なっているので色んなパソコンを見ますが、ウィンドウズ10を使っている人の多くが、標準設定のまま使っている印象です。

従って『ウィンドウズ10がリリースされた2015年を境にシェアが上がっているのでは?』そんな仮説があったのです。

そんな視点を踏まえ、このグラフを見た印象はどうでしょう?
『ビミョーですね』
・・・
・・・・・・条件を少し変えてみましょう。

グラフ2
グラフ2

グラフ2ではPCのみを抽出しました。
グラフ1よりもBingのシェアが大きいことがわかります。やはり2016年第1四半期以降にシェアが上がっています。これは2015年末に(クリスマス・ボーナス商戦などで)新しいパソコン・・・ウィンドウズ10の、にしたことが影響しているかもしれません。

ただし、その後2016年後半にかけて少しシェアを落としていることから、Bingに不満を持ったユーザーが設定を変えた?のかもしれません。
とは言え、今後買い換えるパソコンの標準設定はほぼBingでありつづけるでしょうから、少し注意深く見守る必要があるかもしれません。

女性やライトユーザーをターゲットにしている場合はBing対策も視野に入れるべき

数は多くはないものの、一定の人がBingを使っています。特に先ほども言った通り、パソコンの標準設定となっているのがミソです。つまりパソコンの設定が得意でなかったり、あまり興味を持っていないユーザー、例えばライトユーザーや女性・・・をターゲットにしている業種なら、自身のホームページがBingの検索順位がどうなっているか?一度確認してみた方が良いでしょう。

Bing推しついでに?意外な所でも使われているBing

なんだかBing推しみたいな記事になってしまいました(笑)実はBingは意外な所で標準設定として使われています。
それはiPhoneの『Siri』『Spotlight』検索でBingが使われています。

ここで日本におけるスマホの機種シェアを見てみましょう。

グラフ3
グラフ3

iPhone強し!70%を超えています。
iPhoneの標準機能であるSiriがどの位利用されているのか分かりません、とは言え『ヘイSiri!』とiPhoneに向かってガチで訪ねている人を見かけたことは一度もありません。なのであまり多くはないのだろうと推測しています。
ですが、今後利用率が高まる可能性もないとは言えません。やはり少し気にかけておくべきかな?と思います。

iPhoneのシェアアップの煽りを受けたヤフー?

蛇足ですが、グラフ1〜2を見て『ヤフーはなぜシェアを急速におとしたのだ?』と思いませんでしたか?実は私もその一人です。
昔から『グーグルはパソコンに詳しい人』『ヤフーはライトユーザー』が多いと言われていました。

ライトユーザーはどこへ行ってしまったのか?みんなヘビーユーザーに覚醒したのか?

と思っていたら、グラフ3を見て一つの仮説が浮かびました。
iPhoneのシェアが伸びを見せだした2016年第1四半期の少し前からヤフーユーザーが急減しています。
以下のグラフ4はモバイルデバイスの検索エンジンシェアですが、これを見ると鮮明です。

グラフ4
グラフ4

2015年第4四半期からグーグルと大きく差が出ています。
なぜiPhoneとヤフーが関係ある?それはiPhoneの標準ブラウザ・サファリの標準検索エンジンがグーグルだからです。
そんなデバイスのトレンドによって検索シェアも影響を受け、変化をしています。
あなたのネット集客にも影響を及ぼすような変化を今後見せることもありうるでしょう。頭の片隅においておいてソンはないでしょう。

とは言え、今日の記事はちょっとマニアックでしたね(^^;)