コピーの話~選挙によせて

ただ今市議会議員選挙の真っ只中。
市内のあちらこちらに候補者のポスターが貼られ、メルシーの前にも選挙カーがたびたび通っています。

候補者の方のキャッチコピーって独特ですよね。
「躍動!」
「実行力」
「行動力」
「市民ファースト」
「チャレンジ!」
「全力疾走!」

パッと見た時や聞いた時に名前とセットで覚えやすいように短いキャッチコピーにするのが一般的なのかなと推測していますが、モヤッとしてるな~というのが正直な感想です。

具体的にこの人に投票して選ばれたらどんなメリットがあるのか、どんな変化があるのかが想像できない(きっといろいろ制限もあるんだろうけど)

昨日新聞に候補者一覧が載っていて一通り目を通しましたが、ここにも差が表れていました。

「ああ、この人自分たちのところでワードかなんかで作ったんだろうな」という枠もあれば、「これは制作会社を入れて練って作ったんだろうな」という枠もあって、デザイン的にも違いがありましたし、コピーも「この人本当に考えて出てるんだろうか」と、言葉は悪いですが上っ面だけに感じるものもあれば、「具体的なビジョンがあるからこういう言葉が出てくるんだろうな」と思うものもありました。

超上から目線ですね、すみません!!

でもわたしはこの候補者一覧を見て投票に行きます。
わたし以外にもこれを判断材料に投票に行く方ももちろんいると思います。
だからきっと、この候補者一覧枠はめちゃくちゃ重要です。

既にお付き合いさせていただいているお客さんにはよくお話するのですが、コピーの力は絶大です。
特にあなたの売ろうとしている商品やサービスに興味がある見込み客にとっては、広告のデザインよりコピーで伝える内容の方がよっぽど大切です。
なぜなら、すでに興味を持っている見込み客はかっこよさやかわいさ、きれいさなどの雰囲気以上に情報を求めているからです。

よくホームページ・スマホサイト、チラシなどを見て

「こんなに文字がいっぱいだと、読む気なくなっちゃうんじゃないの?」

と心配される方がいますが、読む気がなくなって去る人はそもそも最終的な行動(購入・問合せ)に繋がる可能性の低い人です。

もちろんわたしたちがコピーを書く場合は、より読みやすいようにコピーの書き方、言葉づかい、レイアウト等注意を払って書きますが、ぱっと見の量で読まなくなる人は元々重要なお客さんでないことが多いです。

逆に文字の量を気にしすぎて本当に情報を必要としている見込み客に伝えなければいけないことを伝えきれない方が“悪”です。情報がほしくてあなたの広告を手に取ってくれたのに、一番情報を伝えるべきあなたが自ら量を制限してしまうなんて。

だからわたしたちが作るホームページ・スマホサイト、チラシなどは、比較的文字量が多めです。

わざと多く書いているのではありません。必要だから書いているのです。

動画も同じです。

「3分以上の動画なんて、誰も見てくれないよね~」

という話をよく聞きますが、見る必要のない人は確かに見ないかもしれませんが、見る理由のある人は必要な情報だと判断したら、長さは関係なく見るはずです。

必要な情報だけど見てもらえない場合は、伝え方が悪いか、見込み客が見る環境を考えた上で作られていないのでしょう。

だから動画も、長さ(=コピーでいうところの量)はいい動画、悪い動画の判断材料ではありません。

見込み客が求める情報、必要な情報は、きちんと伝えきりましょう。