直帰率と離脱率の違い

先日入社した新しいスタッフ・落合からこんな質問を受けました。

「“直帰率”と“離脱率”って、何が違うんですか?」

わたしも今でこそ勉強してウェブ解析士の資格を取ったり、お客さんのウェブサイトのアクセス解析をしたりしてある程度わかったつもりいますが、この業界に入ってすぐの頃を思い出しました。

当時、落合とまったく同じ疑問を持っていた!

直帰率って、1ページだけ見て離れていっちゃう人のことでしょ?
離脱率も離れていっちゃう人のことでしょ?

………何が違うん!!!

という具合に^_^;

もっといえば、セッション数とユーザー数の違いもよくわかっていませんでした。(この2つの違いはまた次回のブログで書きますね。)

ということで今回の記事では、直帰率と離脱率の違いについて書きます。
み~んな最初はわからなかったんですから、「こんなことも知らないなんてまずい!?」と思わずに、ここで知って帰ってもらえればOKです。

直帰率=1ページだけ見て離れていってしまった割合
離脱率=そのページを最後に離れていってしまった割合

結論からいうと、直帰率とは1ページだけ見て離れていってしまった割合、離脱率とはそのページを最後に離れていってしまった割合です。

例えば、トップページの直帰率が60%だった場合、トップページだけ見てあなたのホームページから離れていってしまった人(正確にはアクセス)が60%いるということです。
では残りの40%はどうなったかというと、会社概要やスタッフブログなど、あなたのホームページの他のページに遷移しています。
興味を持ってさらに深い階層へ進んでくれたのです。

興味を持って深い階層に進んでくれたものの、会社概要ページで自分の住んでいる地域からは遠く離れた会社だったことに気が付き、あなたのホームページを離れ検索画面に戻ったとします。
これが離脱です。

仮に会社概要ページの離脱率が40%だったとします。この場合、あなたのホームページ内を回遊して会社概要ページを最後に離れていってしまった人(こちらも正確にはアクセス)が40%いるということです。

直帰率=1ページだけ見て離れていってしまった割合
離脱率=そのページを最後に離れていってしまった割合

おわかりいただけたでしょうか?

直帰率は低ければ低いほどいい?

そうなると、離脱はどこかで必ずするので置いておいたとしても、直帰率は低ければ低い方がいいということでしょうか?

答えは、必ずしもいいとは限りません。

なぜかというと、場合によっては回遊しない(させない)ホームページもあるからです。

例えば、ランディングページと呼ばれる広告などでよく使用される縦に長~いページ。こちらは1ページ内に問合せや申込みといった成約に繋がる反応装置も組み込んでいる場合が多く、そもそも他のページを見てもらう構成になっていないため、直帰率が高くなります。

直帰率は高くなりますが、その1ページで成約までのすべての行動が起こせるようになっている(起こしてもらう仕組みになっている)ので、直帰率が高い悪いことではありません。

また離脱率も、他のページに遷移はしなかったものの、十分な情報を得て、役割を果たして離脱したと考えれば悪いことではありません。
問合せフォームのサンクスページ(「お問合せ、ありがとうございました。」などと表示されるページ)や購入完了ページは離脱率が高いことが多いですが、これは目的を達成して離れる人が多いため、離脱率が高くなるのは当然です。

よって、ページによって目指すべき数値も変わるため、一概に「直帰率は〇〇%以下が良い」「離脱率が〇〇%以上のページは良くないページ」などとは言えません。
ページの役割を考えた上で直帰率と離脱率を見極めて、ホームページ運営の参考にしてください!