今週末は衆議院議員選挙ですね。
わたしも今週末は空いているので、当日近所の投票所に行く予定です。
選挙になるとおもしろくなってくるのがそれぞれの政党の広告の打ち方。
最近はfacebookやTwitterなどSNSを使った広告もバンバン表示されるようになりました。
広告マニアのわたしは政策や各政党の特徴よりも、どんな広告の打ち方をしているかの方に目がいってしまいます。
自民党の広告戦略に注目
様々なメディアで特に目にするのはやはり自民党。
少し前にYahoo!のトップページ右側(PCで閲覧した場合)の広告枠にも掲載されていました。
こちらは目にした方も多いでしょう。
ちなみにこちらの広告枠の正式名は「Yahoo!JAPANブランドパネル」。
掲載期間は月曜日~日曜日までの1週間で、気になる予算は最低850万円~とのこと。
広告予算に余裕がある企業さまはぜひご検討ください…わたしもいつか打ってみたい。笑
そして今回わたしが特に気になったのは、同じく自民党のTwitter広告。
わたしは仕事でもプライベートでもTwitter大好き人間なので、ここ数日自民党のTwitter広告で安倍さんの動画を何度も何度も見ています。
こちらがそのTwitter広告(キャプチャ画面)↓
その表示回数もさることながら、内容もきちんとターゲティングに沿ったものになっています。
(なんだかさっきから自民党をべた褒めしているように見えますが、広告のハナシです…)
わたしは年齢28歳、正社員として働く独身女性なのですが、内容は働く女性に向けたメッセージになっています。
これが違う年齢層向けの内容、例えば「高齢になっても暮らしやすい社会を!」などというメッセージだったら、もしくは既婚者・家族向けの内容だったら、わたしは正直あまりピンと来ず、この広告をスルーしていたでしょう。
「働く女性の皆さん」などと声をかけられたら、やはり一度は指を止めて広告を見ます。
綿密に練られたターゲティングと広告内容
わたしのタイムラインには表示されていませんが、このようなターゲティングとそれに合った広告の配信が、複数通り行われているんだと思います。
先ほどこの広告を出稿している「自民党広報」 @jimin_koho のアカウントをのぞいてみたら、やはりこの働く女性向けの動画だけでなく、
・農家向けの動画
・中小企業事業者向けの動画
・北朝鮮問題を扱った動画
・震災からの復興をメッセージとした動画
・自民党のこれまでの成果全体を表現した動画
など、様々な内容の動画が小分けで掲載されていました。
どれも1分ほどの「ちょっと見てみてもいいかな」と思う尺の動画です。
綿密に計算されて、広告が打たれているんだなと感じました。
あなたも今回の選挙は、ちょっと違った(マニアックな?)目線で追ってみるとおもしろいかもしれません。