先日、お客さんのホームページに載せるインタビュー記事を書きました。
話してもらった言葉を生かしつつ、言葉の奥にある意味や意図を理解しながら文字にしていく作業はなかなか大変。
当たり前のことですが、しかもそれを読みやすく、適度な文字数に収めるには頭を使います。
でもわたしはこの文字を書いている時間が一番好きなので、決して苦ではありません(終わった後に疲れはどっと出ます)
そしてなによりそれに対していい反応をもらえることがうれしいし、文字を書くこと自体がストレス発散になっているよう。
最近気づいたんですが、これはきっと人とおしゃべりをしている感覚と一緒です。
しゃべって伝えるか、文字で伝えるかの違いがあるだけで、自分の想いやお客さんの想いを伝えられること自体に楽しさを感じているんだと思います。
元々何かを表現して人に見てもらうのが好きで、子どもの頃から楽器をやったり、ミュージカルを習ったりしていました。
楽器やミュージカルだった部分が、コピーライティングという別の動作に置き換わったような…そんな感じです。
それぞれがそれぞれの役割を楽しんでいる
「文字を書いているとストレス発散になる」
そんな話をコーダーの木村にしていたら、木村はコーディングしている時(コードを書いている時)がストレス発散になっているそうです。
わたしからしてみたら考えながらコードを見なきゃいけないし、うまく画面に再現できなかった時イライラするし、コードを書けなんて言われたらむしろストレス(そもそも書けないけどきっとそう)
しかし木村は木村で文字を書くのが苦手なようで、ブログや月刊メルシー(メルシーがお客さん向けに発行している月刊誌)の担当記事を書くのには苦労しているよう。
わたしもそれなりに時間はかかりますが書きたいように書かせてもらえるし、読んでくれたお客さんから反応ももらうので、負担には思っていません。
実際、それぞれのスキルを活かしてコピーライティングはわたしの担当だし、コーディングは木村の担当なので苦手な作業を無理強いしていることはないのですが、メルシーはそれぞれがそれぞれの役割を楽しんでいるし、適材適所ってこういうことなんだなぁと思いました。
チームで制作する強み
メルシーは今回の記事に登場したわたし鈴木、木村のほかにも、佐竹と塚本、代表の小田切が制作チームとして在籍しています。
わたし鈴木は先ほども書いた通りコピーライティング(とディレクション)を担当、木村はコーディングやデザイン系のスクール講師を担当、佐竹はデザインとコーディングを、塚本はデザインを、小田切はディレクションやお客さん窓口を担当しています。
ホームページ制作業界は比較的参入しやすく、わたしたちが拠点としている掛川市や浜松市にもさまざまな業者さんがいます。
多いのは個人のホームページ制作会社(もしくはデザイナー)
ひとりでお客さん窓口からデザイン、コーディング、コピーライティングまで手掛けているなんて…考えただけで目が回ります。笑
わたしたちは1つの案件に、少なくても2人、通常で3人、多ければそれ以上のスタッフが関わります。
例えば、お客さん窓口、ディレクション、コピーライティングは鈴木、デザインは塚本、コーディングは木村…といった具合です。
それぞれが得意分野を生かして案件に携わるので、ひとつひとつの専門性、クオリティも出しやすく、また作業効率も1人でやるよりぐっと上がるので、結果調べる、やり直すなどの無駄な時間も削られ、お客さんからいただく制作費も適正価格になります。
ホームページ制作会社は一般的に人工で計算し制作費を出しています(少なくともメルシーはそうです)
なので、人工=制作時間がかかればかかるほど制作費もかさんでしまうんですが、担当を分けて、場合によっては同時進行で作業を進めることによって、本当に必要な料金のみを制作費としていただくことが可能になります。
お客さんと接するのはわたしや小田切が多いので、よく「鈴木さん1人で制作するの?」と聞かれるんですが、実際はこのようにチームで制作しています。
隠す必要もないし全員メルシーのスタッフなので聞かれたら話しますが、今回はそんなご紹介も兼ねて記事を書いてみました。