UDフォント

漢字・ひらがな・カタカナを組み合わせる日本語は他に類を見ない複雑な言葉で、日本語フォントも様々な書体が販売されています。

日本語フォントをデザイナー目線で大まかに分類すると、二種類に分類できます。

1、読みやすいフォント(可読性)。
2、見やすいフォント(視認性)。

何が違うのかな?と思いますよね。
1は、長文を読んでいて疲れないような「文字を読ませる」時用の文字。
2は、看板やページタイトル・見出し用、パッと目につきやすい印象に残る文字。

という考え方になります。
2の「見やすくわかりやすいフォント」の、今とても人気がある文字を簡単にご紹介します。

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UDフォントとは?
UD(ユニバーサル・デザイン)のコンセプトに基づいたフォントのことをUDフォントと言います。モリサワUD書体やイワタUDフォントなどが有名です。

特徴を挙げると…
  ・高齢者や障害のある方にも見やすい
  ・読み間違いしにくい、小さくしても潰れにくい
  ・シンプルで美しい


フトコロを広く、シンプルに。アキを確保して潰れを少なく。(下)

などです。
単純に、きれいな文字であるという点でも人気がありますが、個々の文字がしっかり検証されているという安心感がありますよね。
ただ、視認性(見やすさ)と可読性(読みやすさ)を両方満たすのは難しことなのだそうです。
そのため、UDフォントは「視認性」の方を重視して作られているそうです。
実際に使われているのは、例えば公共交通機関・商業施設のガイド表示や、商品のパッケージなどで使用されているそうです。

そんなにきれいな見やすい文字なら、自社のwebサイトにUDフォントを使いたい、と思われる方もいらっしゃると思いますが、ブラウザで表示できるフォントについては、語りつくせぬ複雑なお話があれやこれやありますので、次の機会に書かせて頂こうと思います。