こんにちは。
昨日子供の作った紙でできたタンバリンを思いっきり踏んでしまい、どうごまかそうか悩み中の、ぬこ飼いデザイナー佐竹です。
今日はPhotoshopユーザーにはすでに常識になりつつある「スマートオブジェクト」について簡単にご紹介します。
取り込んだデータを、「やっぱりちょっと大きくしよう」と思うことってありますよね。
そのデータを、すでにいい感じに加工した後だった場合、また元画像を取り込んで処理しようと思いつつ、遠い目になる…Photoshopユーザーあるあるだったと思います。
既に配置済みの画像を大きくできないのはなぜか?と言いますと、取り込んだ画像が「ラスター形式」画像なのが理由になります。
デジカメで撮影した画像なども「ラスター形式」になります。
四角いドット(ピクセル)で作られたファイル形式なので、画像を縮小したときにドット数が減って、拡大しても元のドット数を再現できないのが原因なのです。
CS3からは、「スマートオブジェクト」登場によりそんなあるあるも過去のものとなりました。
スマートオブジェクトとは
スマートオブジェクトは、配置またはペーストされた画像を、元の画質を保持したまま編集や拡大・縮小、回転、ワープが可能な機能です。
ccの最新機能も含めて、このスマートオブジェクトについてあれこれ、ご紹介していきます。
—————
それでは、まず配置したい画像を
(1)、はじめからスマートオブジェクトとして配置
(2)、配置後にスマートオブジェクト化したいとき
この二通りの操作をご説明します。
(1)はじめからスマートオブジェクトとして配置
1、「ファイル」メニューから「埋め込みを配置」を選択
図のようにレイヤーにアイコンが表示されればOK。
(2)配置後にレイヤーをスマートオブジェクト化したいとき
1、「レイヤー」パネルを開きます
2、スマートオブジェクト化したいレイヤーを右クリックして「スマートオブジェクトに変換」を選択(図参照)
※元データの容量が非常に大きい場合は、「これ以上大きくすることはない」というサイズまで縮小した時点でスマートオブジェクト化することでデータ容量をコンパクトにすることが出来、おすすめです。